中島です。久しぶりの更新になってしまいました。
15年やってて、そこそこ海外でも演奏する機会を頂きました。これまで訪れた国の思い出なんかを振り返ってみようと思います。
まずは韓国から。
ダントツで公演回数の多い国です。かなり多くの場所に行かせてもらいました。
ソウル・釜山・光州・大邱・鎮川・金海・大田・済州島...個人的には別のグループの活動で、蔚山や慶州にも行ったことがあります。
旅の大きな楽しみといえば食事ですが、実を言うと俺は食にあまり興味がありません。そんな俺でも、済州島で食べたサムゲタンは感動しました。至高の味わいでした。黄金のスープ、滑らかな鶏肉、照り輝く米...シンプルながらも深く、優しい味わい。あれを越えるサムゲタンには一生出会えないでしょう。店の名前忘れたなー。充に聞けば思い出してくれるかもしれません。
焼き肉は何処に行っても安定感があります。でも正直、牛は日本の方が美味しいかな。何よりも豚が美味しいです。俺はゴマの葉と一緒に頂くのが好きです。サムギョプサル。素晴らしい。昼間からにんにく食べても誰も気にしないのは嬉しいです(本当はどうか知らないけど)。
韓国の楊枝は、デンプンで出来ていて、その気になれば食べることもできます。何故か?残飯を家畜の餌にする際、木の楊枝が残飯に紛れると、家畜が怪我するし消化もできないからだそうです。デンプン楊枝なら混ぜても水に溶けるし消化できるしオッケー!という事だそうです。妙なとこでエコいなと思いました。
そういえば、ソフトシェルクラブの醤油漬けみたいな、見た目もスプラッタな灰色の食べ物は、黒さん以外の全員がギブアップしました。メニューの日本語からして怪しかったから止めようって言ったのに。しばらくグロ坂さんと呼びました。
観光地の屋台によく売ってる虫?を鍋で煮てるヤツは本当にやめてほしいです。匂いがロック過ぎます。韓国の人も避けてるように見えたけど、誰向けに売ってるんですか?
匂いと言えば、肉を使ったスープ料理は獣臭の残ったワイルドなやつも多かったです。
お酒はほとんど外れがありません。強いて言えば、ビールは美味しくないかな。でもマッコリ⇔焼酎の無限ループ。それで良いです。どれも本当に美味しい。
マッコリは表面がほんの少しだけ凍ったヤツが好きです。"トンドンジュ"もお店に置いてあったら飲みましょう。マッコリとの成分的な違いは良く知りませんが、なんかマッコリより濃いな!って感じです。ので俺の中では勝手にマッコリの上位互換のように思ってますが違ってたらごめんなさい。
焼酎(ソジュ)は日本のそれと違ってかなり甘く、非常に飲みやすいです。従って、ショットグラスで飲む人が多いです。当然ストレートなので、簡単に飲み過ぎる事ができます。
そこそこ酔っ払うと、Love Shot(”ラブシャ”と発音してました)と言って、互いの腕を交差させて、ショットグラスを飲み干します。なおコリアン・イングリッシュだそうなので他国でドヤ顔で使わないようにしましょう。
松上が釜山の総領事とラブシャして、酔った挙げ句に裸になろうとしたのを全力で止めたのは良い思い出です。
平くんは朝起きたら知らない人の名刺が胸ポケットに入っていたそうで、治安も言うほど悪くないのも酒飲みには高ポイントです。
特にソウルなら深夜営業、24時間営業してるエリアも結構ありますしね。韓国の人はお酒好きですね。最高です。
俺たちが韓国に行っていたのは、2006年〜2014年頃の事です。
2008年頃ですか、竹島の問題で一気に両国に緊張感が高まった時期がありました。そのニュースが報じられた数日後に渡韓しました。大使館の前はバリケードだらけで物々しかったけど、取り立てて被害に合うわけでもなく。
ただ一度だけ、知らんお婆ちゃんに声かけられて、なんでここに日本人がいるんだーみたいな事は言われました。ソウル市庁前広場でリハしてた時だったと思います。
あとで大使館の人に話を聞いたら、ソウル市長前広場で日本人が演奏するのはその催しが初めてだったとか何とか。
やっぱ韓国って色々あるじゃないですか、その辺。そんなわけで、次回は韓国の人々について書きます。俺はネトウヨじゃないので荒れるような事は書かないから安心して下さい。
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